日本IBMの制度・仕組みに学ぶ、リスキリングの実践

2030年までに世界の3,000万人に対し、今後の就労につながる新たなスキルの習得支援を行うと表明しているIBM。日本IBMでもさまざまな制度・仕組みを構築して積極的に社員のリスキリングを進めている。同社のリスキリングを推進する制度・仕組みと、その背景にある考えを聞いた。

高付加価値化、優秀人材獲得の
ためのリスキリング

陣門 亮浩

陣門 亮浩

日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業本部 タレント・トランスフォーメーション パートナー

「岸田政権がリスキリングに力を入れることを打ち出し、国内でも注目が高まっています。先進的な企業はすでに2010年頃から着実に取り組みを進めてきました。しかし、日本企業の大半は、まだITを活用した商品やサービスの高付加価値化、オペレーションコストの低減に関し、テクノロジーを活用しきれていないのが実状です」

(※全文:2126文字 画像:あり)

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