教師経験を経て、大学院で学習科学をベースに教師の「学びの場」を追求
総合商社に就職後、教育系NPOのプログラムを通じて、教師として小学校に赴任した池田氏。科学的知見を活かしたより良い教師の学びの場づくりのために、大学院での研究と教育系NPO法人での教育事業に取り組む池田氏に、これまでのキャリアや学び直しの意義などを聞いた。
民間企業を経験後、
教師になることを決意
池田 由紀
── 教師を目指したきっかけをお聞かせください。
新卒で総合商社に入社した後、がむしゃらに働く中で、「自分らしく生きるとはどういうことか」について考え始めるようになりました。振り返ってみると、「偏差値の高い大学や大企業を目指すことが良いことだ」という価値観に大きく影響を受けていたことに気づいたのです。
(※全文:2605文字 画像:あり)
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