子どもをプログラミング教室に通わせている家庭の平均年収は約934万円
顧客満足度調査を手掛ける株式会社oricon MEは6月3日、子ども向けプログラミング教室の利用実態データを発表した。
データは、未就学児および小学生向けの23のプログラミング教室のいずれかに、自分の子どもを過去3年以内に3か月以上通わせたことのある保護者661人を対象に、今年3月に行った調査にもとづいている。
プログラミング教室に通わせ始めたときの子どもの学齢について尋ねたところ、「小学1年生」が23.9%で最多となった。「小学3年生」(16.6%)、「小学2年生」(13.6%)と続いた。
プログラミング教室に通わせている(いた)子どもの性別について尋ねたところ、「男の子」が75.9%、「女の子」が24.1%。男の子の方が多いことが判明した。
子どもをプログラミング教室に通わせている(いた)理由について尋ねると(複数回答可)、「子どもが通いたいと言ったから」が45.5%で最多。「将来、仕事や趣味でできることの幅を広げてほしいから」(42.8%)、「学校での必修化に備えてプログラミング学習に触れてほしいから」(35.6%)と続いた。
また、子どもをプログラミング教室に通わせている(いた)家庭の世帯年収についても尋ねたところ、「1,000~1,200万円未満」が11.6%で最多(画像参照)。平均世帯年収は約934万円となった。
厚生労働省の2022年度「国民生活基礎調査の概況」によると、児童のいる世帯の平均世帯年収は785万円。子どもをプログラミング教室に通わせている(いた)家庭の世帯年収は、平均よりも高めであることが判明した。
データは以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000518.000034467.html
オリコン プレスリリースより