ソニー流・ボトムアップの「全社員AI人材」育成の仕組みとカルチャー
半導体やエレクトロニクスに加え、エンタテインメントや金融まで幅広い事業領域をもつソニーグループ。同社では約10年前から組織横断・ボトムアップでAI・データサイエンス人材育成を進めてきた。進歩の早い技術を社員が組織横断で学び合う仕組みの構築について聞いた。
国内社員約4万人をAI人材に
背景にある組織横断の学び
芦ヶ原 隆之
半導体やエレクトロニクスなど日本のものづくりを牽引しながらエンタテインメントや金融にも事業をもつソニーグループ。昨年、国内の社員約4万人を対象にAI(人工知能)に関する研修を行うと報道されたことも記憶に新しい。
電子機器やエレクトロニクス領域以外でも、AIを始めとするデジタル技術の知識やスキルがビジネスに必須であることを感じさせる同社の取り組みだが、こうした人材育成はここ最近に始まったことではない。
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