ビジネスに活かす、統計局のデータサイエンス・オンライン講座

総務省統計局は、統計リテラシーの向上を目的に、社会人や大学生を対象に、データサイエンスをテーマとした無料オンライン講座を開講している。入門・演習・活用編の3コースを通じてデータ分析を実践的に学べ、ビジネスパーソンの学び直しにも活用できる。

入門・演習・活用編を提供
累計で20万人以上が受講

長藤 洋明

長藤 洋明

総務省統計局 統計利用推進研究官
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構統計数理研究所 客員教授

総務省統計局は2015年に、データサイエンス・オンライン講座『社会人のためのデータサイエンス入門』を開講。インターネット上で誰でも無料で受講できる、大規模でオープンな講義〈MOOC(Massive Open Online Courses)〉としては、政府が提供する初の講座となった。

「当時はデータサイエンス人材の不足が話題になり始めた時期でした。統計局ではそれ以前から統計に関する学習コンテンツを提供していましたが、主な対象は中高生でした。そこでデータサイエンスとして、対象を社会人や大学生にも広げていこうと、まずは入門編の講座が始まりました」

(※全文:1939文字 画像:あり)

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