外部との協働・共創でデータサイエンティスト育成　ミニ事例

さまざまな業種・業界で教育の取り組みや事業への実装が進むデータサイエンス。ここでは、インタビューで取り上げきれなかったデータサイエンティスト育成に取り組む先進企業の事例をコンパクトに紹介する。（編集部）

三井化学・日本IBMとともに
データサイエンティストを育成

総合化学メーカーの三井化学では、2022年10月24日、日本IBMとともに生産技術系人材のデータサイエンティスト育成プログラムを構築し、社内研修を本格的に開始したことを発表した。

両社は2015年からデータ解析が可能な工場エンジニアの育成において協業を行ってきた。そのなかで日本IBMは、製造業におけるデータ分析の実績とデジタル人材育成のノウハウを活かして三井化学の生産技術分野における業務に必要なスキルの整理、育成施策の検討、研修の実施を通じて、同社の社内研修を支援するとともに、三井化学の継続的な人材育成のための仕組みづくりや、高度なデータ解析ができる人材の育成プログラム構築などを行ってきた。

（※全文：772文字　画像：あり）