女子栄養大、2026年春に共学化の方針 学校名も変更

学校法人香川栄養学園は9月4日、運営する女子栄養大学と女子栄養大学短期大学部を、2026年度から共学化する方針を発表した。共学化に伴い、学校名も変更する。

香川明夫・香川栄養学園理事長は共学化の理由について、「ますます多様化・複雑化する社会にあって、性別にかかわらず、ともに学びあい成長しあい、未来を支えあうため」としている。

女子栄養大は1961年設立。前身となる「家庭食養研究会」(1933年設立)から数えると、90年以上の歴史を有している。栄養学に特化した単科大学でありながら、大学院、短期大学部、専門学校も擁しており、そのうち大学院、専門学校はすでに共学化を果たしている。

共学化により、多様な価値観を認め合い、人々の暮らしに寄り添うことのできる学びを提供していきたいとしている。