誰もが学び、活躍できる社会へ ボーダーレスコミュニティを創出
保育事業を展開するとともに、地域の起業家支援にも取り組む檸檬会の理事長、前田効多郎氏。新たに福祉の複合施設「レイモンドヴィレッジ」を開設するなど、年齢・国籍・人種・障がいの有無に関係なく、すべての人がいきいきと学び、活躍する社会を目指している。
社会の困りごとを解決、
保育事業を立ち上げる
前田 効多郎
和歌山県紀の川市に本部を置く社会福祉法人 檸檬会(れもんかい)の理事長、前田効多郎氏は全国・海外で保育事業などを展開するとともに、一般社団法人 和歌山イノベーションベースの代表理事として地域の起業家支援にも取り組んでいる。
前田氏が保育事業を立ち上げたきっかけは、そこに社会の困りごとを見出したからだ。前田氏は2000年に和歌山で訪問介護の事業をスタートし、着実に事業を発展させていたが、人材面の課題に直面した。介護の現場で働くのは、30代~40代の女性が多い。しかし子育てとの両立に苦労し、働くのを断念している女性も多かった。女性が働きやすい環境を実現するため、…
(※全文:1995文字 画像:あり)
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