時間単位年休、導入企業では社員の7割が取得経験あり

人材紹介を手掛ける株式会社ワークポートは2月12日、ビジネスパーソンを対象に行った、時間単位年休に関する調査の結果を発表した。

年次有給休暇を1日刻みではなく1時間刻みで取得可能とする「時間単位年休」について、取得経験や取得目的を調べた。

調査は1月、全国の20代~40代のビジネスパーソンを対象に実施。644名から回答を得た。

勤務先に時間単位年休はあるか尋ねたところ、「ある」は41.6%。「ない」(52.3%)を下回り、約4割にとどまった。

「ある」と回答した人(n=268)に、実際に取得したことはあるか聞いたところ、「ある」は69.4%。「ない」(30.6%)を大幅に上回り、約7割に上った(画像参照)。

取得したことがあると回答した人(n=186)に、時間単位年休を活用して行ったことについて尋ねたところ(複数回答可)、「通院」が73.7%でトップ。

次点は「役所などでの手続き」(37.1%)となり、丸1日休むほどではないが、外すことのできない用事に活用している人が多いことが判明した。

「趣味やリフレッシュ」(34.9%)、「休養」(28.5%)も上位に入り、自身の楽しみや休息に充てる人も少なくないことが判明した。

一方、勤務先に時間単位年休がないと回答した人(n=376)に、あれば活用したいか尋ねたところ、「はい」は79.3%。ニーズの高さが浮き彫りとなった。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000254.000039106.html

ワークポート プレスリリースより