6/11(日)セミナー「生成系AIによる学び・教育の大転換」を開催
生成系AIの学び・教育への影響に関する議論が活発化している。生成系AIが今後ますます発展・普及していく中、その積極的な利活用に向けた議論を行っていくと同時に、AIへの過度な依存が学びや教育の質をかえって劣化させてしまう可能性についても考えていく必要がある。AIの活用によって、学習者が自ら考えたり感じたりする機会が奪われてしまう可能性も考えられるからだ。
学び・教育の場面で生成系AIの使用を禁止することが現実的ではないとすれば、AIの適切な利活用の方法やそれが適切な場面について議論しておくことが重要となる。生成系AIの一つであるChatGPTに生成系AIが学びや教育に与える影響について尋ねると、「個別化された学習体験」「質問への応答とフィードバック」「学習素材の生成」「創造性と批判的思考の促進」といった回答が返ってくる。これらは果たして適切な回答なのか、それともHallucination(幻覚・もっともらしい嘘)に過ぎないのか。
社会構想大学院大学は6月11日(日)13:30~14:30、オンラインセミナー&説明会「生成系AIによる学び・教育の大転換に備えて」を開催。主な対象は「デジタルコミュニケーションに関心のある方」「ChatGPTなどの生成系AIが教育に与える影響に興味のある方」「実務教育研究科に関心のある方」など。参加費は無料で、事前予約制となっている。お申し込みは下記を参照。
https://www.socialdesign.ac.jp/events/pe20230611/
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