アフターGIGAの課題は教員研修 持ち帰り検討は3分の1超
2021年4月から、全国の小中学校で1人1台端末を活用した学びがスタートする。導入されている端末やアプリ、利活用範囲、抱えている課題等に関する、全国の教育委員会への調査結果をもとに、今後の本格的な運用に向けた施策を展望する。
調査サマリー
- 小中学校の1人1台端末整備は、2021年3月中に9割方※完了する見込み。
- 端末の持ち帰りは約3分の1の自治体で前向きに検討されているが、インターネット接続環境のない家庭への対応やルール整備などが課題になっている。
- 端末の利活用における課題は、教員の研修(基本的な操作法から指導力向上まで)や、トラブル時のサポート体制に関する内容がもっとも多い。
※アンケートに回答した314自治体より
調査の概要
- 内容:小中学校における1人1台端末の利活用等における現状と、今後の教育活動への展望
- 調査対象:全国市区町村 教育委員会
- 回答数:314件
- 回答方法:Webフォーム
- 回答期間:2021年3月1日~3月19日
- 調査主体:学校法人先端教育機構
(※全文:1600文字 画像:あり)
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