多様なオンライン研修を駆使して 教員の学びを止めない茨城県の取組
各都道府県にある教育研修センターは、学校教員の育成に関して重要な役割を果たしている。コロナ禍から1年、オンライン化を推し進めた茨城県教育研修センターでは、ノウハウを蓄積し、ベストミックスな研修体制を構築している。
教員の学びを止めない、コロナ禍での研修をオンライン化
猪瀬 宝裕
茨城県笠間市にある茨城県教育研修センターは、県内の公立小中高等学校、特別支援学校の教員を対象に、教員の「校内での学び」を支援し、「自己啓発」を促しながら、「校外での学び」の施設として、茨城の教育を担う教員を育てている。
2020年4月に緊急事態宣言が発出された際は、従来の研修講座を急遽再構築。来所形式の集合研修で予定していた4、5月の初任者研修はオンデマンド型研修に移行した。公立小中高等学校等の新任教員850人は、事前に収録された研修動画等をみながら…
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