第15回ヨーロッパ女子数学オリンピックで日本代表が金メダル2個獲得
フランスのボルドーで開催された「第15回ヨーロッパ女子数学オリンピック(EGMO)」において、日本代表として出場した生徒が金メダル2個、銅メダル1個を獲得した。文部科学省は2026年4月15日、特に優秀な成績をおさめた者に対して文部科学大臣特別賞を授与することを決定した。
大会結果と受賞者詳細
今大会には世界66か国・地域から260名の生徒が参加した。全受賞者数は金30名、銀39名、銅59名、優秀賞27名(計155名)となった。日本からは4名の生徒が派遣され、以下の通り成果を挙げた。
木村 遙さん(Darien High School(米国)3年):金メダル・文部科学大臣特別賞受賞
籏智 里奈さん(洛南高等学校(京都府)2年):金メダル・文部科学大臣特別賞受賞
中本 雪菜さん(広島国際学院高等学校(広島県)2年):銅メダル
倉橋 七海さん(神戸女学院高等学部(兵庫県)3年):受賞なし
日本は2014年の第3回大会から参加を続けており、本年で12回目の出場となる。今大会の国別順位は10位となった。
ヨーロッパ女子数学オリンピック(EGMO)について
EGMOは2012年にイギリスで第1回大会が開催された。毎年4月にヨーロッパ内の国において開催されており、日本の参加は2014年の第3回トルコ大会からである。競技は2日間にわたり、各日4時間半で3問を解く形式で行われる。メダルの授与基準は国際数学オリンピック(IMO)と同じであり、参加者の半数以下にメダルが授与される。
国内における数学振興の取り組み
日本代表の選抜および派遣は、公益財団法人数学オリンピック財団が担っている。同財団は、文部科学省が国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて実施する「国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業」の派遣機関として機能している。
国内では中学生以下を対象とした「日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)」に加え、2025年度からは女子生徒を対象とした「日本女子数学オリンピック(JGMO)」が実施されている。