ひらめき・アイデアの源泉はダイバーシティ&インクルージョン 実践の秘訣
今や組織構築に不可欠の要素であるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)。⾃⾝の経験からD&Iの重要性を実感し、個⼈と組織のD&I実践を⽀援するAn-Nahal(アンナハル)の品川優⽒は、多様な⼈々が交流し、相互に変化する中でこそイノベーションが⽣まれると語る。
多文化交流で芽生えた思い
「D&Iを日本の日常に」
品川 優
品川氏がD&Iに関心をもったきっかけは、19歳で参加した内閣府の国際交流事業にある。日本と12カ国の青年たちが1カ月間船内で共同生活をしながら、ディスカッションやセミナーなどを行うプロジェクトだ。そこで、多⽂化交流の中からひらめきや新しいアイデアが生まれること、自分自身への理解が深まることを体感した。
「海外在住や留学の経験はないのですが、これがD&Iの原体験でした。モノカルチャーの日本では得られない体験で、差別や偏見となりうる“違い”が個性や価値として認められることに感動したのです。この景色を日本の日常にしたい、さまざまなバックグラウンドをもつ人が協働する場が必要ではないかと強く思うようになりました」
(※全文:2198文字 画像:あり)
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