社会課題の現場で「人」は育つ 越境学習のために大切なこと
近年、「越境学習」による人材育成が注目されているが、越境する経験を学びや成長につなげるためには、何が重要になるのか。様々な社会課題を解決する事業を展開し、越境学習に関する経済産業省の事業にも携わった一般社団法人RCFの代表理事、藤沢烈氏に話を聞いた。
社会課題の現場での経験が、
「ルールメイカー」を育む
藤沢 烈
──一般社団法人RCFは、経済産業省「未来の教室」事業リカレント教育ワーキンググループの事務局を務め、越境学習に関する実証事業に携わりました。越境学習の効果や重要性について、どのように見ていますか。
越境学習は古くて新しい概念です。越境学習とは組織や場所、事業領域など様々な境界を飛び越えて学習することですが、海外MBAのように越境による学びは以前から行われてきました。昨今、越境学習が注目されているのは、ビジネス環境の大きな変化が背景にあると考えます。
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