クロス・マーケと近畿大学、産学連携でPBLによる人材育成を開始
株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区、東証プライム3675)は、近畿大学産業理工学部(福岡県飯塚市)経営ビジネス学科と、PBL(課題解決型授業)の取り組みを開始した。
PBL(Project(Problem) Based Learning)は、文部科学省が推進するアクティブラーニングの一つで、正解のない課題を通して問題解決へのアプローチ方法を身につけることが目的だ。クロス・マーケティンググループのグループ各社は、顧客のマーケティング課題の解決を支援する事業を手掛ける。近畿大学産業理工学部では、『文理協働の発想に根ざした高いコミュニケーション力と、自ら課題を発見し解決策を見出していく能力を持った「フロンティア人材」を世に送り出すこと』を目的として授業を行っている。
クロス・マーケティンググループの事業と、近畿大学産業理工学部で実施されている授業「科学的問題解決法」の親和性が高いことから、今回の取り組みがスタートした。また、昨今はSNSだけでなく、NFT・メタバースなどあらゆるテクノロジー、サービスが登場し、生活者をとりまく環境は常に変化しているといっても過言ではない。そんななか、世代間、さらには一人ひとりの消費意識・行動の多様化は必然とも捉えられ、クロス・マーケティンググループとして、PBLを通じて型にとらわれない柔軟な視座を持つ人材育成の支援は、持続可能な社会の実現に寄与することと考えている。
今回の取り組みは、産業理工学部経営ビジネス学科の必修科目「科学的問題解決法」として学生約120名を対象に行う。テーマを「モラタメの魅力を最大限伝えるためのコミュニケーションアイデアの提案」とし、主にメディア・プロモーション領域を得意とする株式会社ドゥ・ハウスと一緒に行う。これにより、企業のマーケティング活動という視点だけでなく、生活者という視点からのアプローチによる学びが期待される。グループワーク等を経て2024年1月にプレゼンテーションを行い、クロス・マーケティンググループの社員がフィードバックを行う予定だ。
株式会社クロス・マーケティンググループ・プレスリリースより