「日本スタートアップ大賞2023」受賞者を決定

政府は6月9日、「日本スタートアップ大賞」の表彰式を、総理大臣官邸で行った。内閣総理大臣賞には、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」を使命に、グローバルに事業成長を遂げているスマートニュース株式会社が選ばれた。

「日本スタートアップ大賞」は、次世代を担う若者や起業家のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある新事業を創出したスタートアップを表彰することにより、積極的な挑戦の重要性や起業家への評価を浸透させ、社会全体のチャレンジ精神の高揚を図ることを目的として開催。なお、2015年から実施の「日本ベンチャー大賞」を昨年から同賞へ改称している。 

日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)のスマートニュース株式会社のほか、グローバル賞(経済産業大臣賞)では、世界中の新興国で低価格かつ高品質な金融サービスを提供する五常・アンド・カンパニー株式会社が、ダイバーシティ賞(経済産業大臣賞)では、経営の多様化を重視しつつ、見積もりを自動化するプラットフォームを提供する株式会社ミツモアが選ばれた。また、大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)では、マイクロ波化学株式会社が選ばれた。そのほかの受賞企業は以下のとおり。

農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)/株式会社ビビッドガーデン
医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞)/株式会社ミライロ
国土交通スタートアップ賞(国土交通大臣賞)/株式会社アンドパッド
審査委員会特別賞/株式会社ispace
審査委員会特別賞/株式会社CureApp
審査委員会特別賞/株式会社坪田ラボ

230612Sニュース.html

表彰式の様子。画像は経済産業省のHPから。