三菱電機が挑み続ける「チーム創生」による組織風土改革

三菱電機は2021年からグループ全体で組織風土改革に取り組み始めた。中心を担ったのは従業員から公募により結成された、コアメンバー45人からなる「チーム創生」だ。3年半にわたる活動の取り組み後、その役割は「カルチャー変革室」へと受け継がれ、終わりなき改革が進められている。

公募による「チーム創生」
「骨太の方針」のもと組織改革へ

三菱電機株式会社 カルチャー変革室 戦略・推進グループ グループマネージャーの石山鮎子氏(左)と、カルチャー変革室 室長の小野田桂吾氏(右)

三菱電機は2021年に発覚した品質不適切行為問題を発端に組織改革へ着手した。品質風土、組織風土、ガバナンスの3つのテーマを掲げ、グループ全体で取り組みを開始。組織風土においては社長自身がプロジェクトリーダーとなり、公募のもと「チーム創生」を結成し、コアメンバーである45人が方針の策定から施策の実施に至るまで、改革の中心を担い前進させてきた。

チーム設計にあたり公募が採用された背景には、受動的ではなく自らの熱い思いをもった人材を集めたいというトップメッセージが込められていたという。そのときに手を挙げ、メンバーになったのが小野田桂吾氏と石山鮎子氏であり、当時の心境について「改革を自分事として捉えていた」「自分ができることは何かを考えた」と振り返る。主体性をもったメンバーが集まり、組織改革が始まった。

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