三井住友海上 MSビジネスネットワークが切り開く新たな価値共創
2022年9月にアルムナイネットワーク「MSビジネスネットワーク」を立ち上げた三井住友海上火災保険。約800名の登録者を擁する同ネットワークは、ビジネス連携をはじめとした新たな価値共創にまで広がりを見せている。同社人事部・採用グループの黑川健人氏、松井香奈子氏に聞いた。
人材流動化を背景に、
退職者との関係を再構築
松井 香奈子 氏
三井住友海上火災保険株式会社
人事部 採用グループ
黑川 健人 氏
三井住友海上火災保険株式会社
人事部 採用グループ
三井住友海上火災保険(以下、三井住友海上)が「MSビジネスネットワーク」を立ち上げたのは2022年9月。保険業界では初の取り組みだった。背景には、社外と社内の二つの環境変化がある。
社外では当時、大企業を中心に中途採用市場が急速に活性化していた。
「新卒一括採用・終身雇用が前提だった時代から、社員の流動化が大きく進んだ転換点でした。当社からも人材が流出する一方、外部人材を活用する必要性が高まっていました」と人事部・採用グループの黑川健人氏は振り返る。新卒で入社した会社を「ファーストキャリア」と捉え、セカンドキャリア・サードキャリアを前提に就職活動を行う学生も増えていた。
社内でも、若手層を中心にキャリア観が変化していた。
「新卒・中途ともに、転職を視野にキャリアを考える社員が増えてきている状況です。だからこそ、一度退職された方々と関係を絶たず、戻ってきていただける土壌をつくることが急務でした」と黑川氏は語る。
時代に即した、企業と退職者との新しい関係構築。それが「MSビジネスネットワーク」立ち上げの起点だ。
(※全文:1702文字 画像:あり)
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