授業改革やパフォーマンス評価を推進 3つの力を養成する米子東高校

生徒数・教員数・学級数共に、鳥取県内最大規模を誇る県立米子東高等学校。高い大学進学率に加え部活動も活発で、多くの部活動が全国大会に出場するなど文武両道を実現している。パフォーマンス評価の導入や、4年目となる SSH 事業などの取り組みについて聞いた。

大学入試に沿った授業改革で、未来を拓く人財の育成を目指す

田中 宏

田中 宏

鳥取県立米子東高等学校 校長
1984年から鳥取県立高等学校の数学の教員として勤務し、1997年から鳥取県教育委員会事務局高等学校課指導主事、管理主事、管理係長を歴任。2009年から米子東高等学校教頭、境港総合技術高等学校副校長、米子高等学校校長を経て、2018年から現職。鳥取県高等学校長協会会長も務める。

米子東高等学校は、2019年度に創立120周年記念式典を挙行した県内有数の伝統校。全日制・定時制の両課程があり、全日制は教育ビジョンに「未来を拓く人財の育成」を掲げ、「主体的な学びの推進」「豊かな人間性の育成」「地域に信頼される教育の展開」を3つの柱として、生徒自身が未来を主体的に切り拓き、国際社会・情報社会・地域社会等に貢献できる人財になることを目標としている。

2017年度からは SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、学校設定教科「課題探究」などの多様な学習活動を通じて…

(※全文:2340文字 画像:あり)

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