「令和2年度社会実装教育フォーラム」を東京高専で開催

東京工業高等専門学校は、全国16高専44チームが社会実装教育の取組成果を発表する「令和2年度社会実装教育フォーラム」を2021年3月5日(金)~6日(土)にオンラインで開催した。

「社会実装教育」は、イノベーションを実現する技術者の育成を目標として、東京高専を中心に全国高専で実践している教育プログラム。学生たちは、社会の様々な課題に対するプロトタイプを試作し、それを実際のユーザーに使用して評価を受け、その結果を改良に反映させるという一連の過程を通じて、自ら考えて行動する力を身につけるとともに、ユーザーと繋がることの大切さを学ぶ。

「令和2年度社会実装教育フォーラム」では、学生が1年間取組んだ社会実装の取組を、コンテスト形式で発表した。全国16高専から44チームが参加し、佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市)のチーム「佐世保04」が「音センシングによる森の見える化と害虫駆除支援」で「最優秀社会実装賞」を受賞した。

21.3.17news3

表彰式の様子。プレスリリース資料より