高校生以下の子どもの5人に1人がスマホトラブルを経験 民間調査

ネット関連のトラブルに特化した法律相談サイト「ベンナビIT」を運営する株式会社アシロは7月18日、「子どものスマートフォンに関する実態調査」の結果を発表した。

調査は6月から7月にかけて、高校生以下の子どもを持つ保護者を対象に実施。4,259人から回答を得た。

子ども(複数いる場合は、最も年齢が低い子ども)にスマートフォンを持たせているか尋ねたところ、「持たせている」との回答が44%だった。回答者の31.8%(4,259人中1,358人)が小学生未満の子どもの保護者であることから、決して低くない数値といえる。

「持たせている」と回答した人に、いつから持たせているか尋ねたところ、「中学1年生から」が24.4%で最多。「小学校高学年(5年生~6年生)から」(24.3%)、「小学校低学年(1年生~2年生)から」(15.6%)と続いた。

子どもがスマートフォンにかかわるトラブルを経験したことはあるか尋ねたところ、「ある」との回答が23.2%に上った。

「ある」と回答した人の中から無作為に抽出した200人に、具体的にどのようなトラブルか尋ねたところ、「友人間でSNS(LINE、X(Twitter)、Instagram、TikTok、Facebookなど)いじめがあった」が最多(72人)。「子どもがSNS上で誹謗中傷をされた、もしくはしてしまった」(69人)、「アプリ・ゲームで高額な課金があった」(57人)と続いた。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000032382.html

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