プログラミング教育の市場規模、前年比114.5%の254億円 民間調査

GMOメディア株式会社は6月19日 、同社が運営するプログラミング教育情報サイト「コエテコ」 が実施した「2024年プログラミング教育市場規模調査」の結果を発表した。

調査は今年3月、株式会社船井総合研究所と共同で実施。コエテコと船井総研が保有するデータおよび調査機関が公開したデータを集計するとともに、市場関係者へのヒアリングを行った。

なお、ここで言う「プログラミング教育」とは、民間運営で月謝制、継続受講型の幼児~高校生向けプログラミング教室(ロボット製作とプログラミングをかけ合わせて学ぶ「ロボット・プログラミング教室」を含む)のこと。

調査によると、2024年のプログラミング教育の市場規模は、前年比114.5%の253億8千万円 。2018年から6年連続で成長している。

2020年度よりプログラミング教育が小学校~高校において順次必修化されたことや、2025年度から大学入学共通テストに「情報」科目が採用されることが、民間プログラミング教育の需要の高まりをもたらしていると考えられる。

調査ではこの結果をもとに、今後の市場規模の予測も実施。これまでは受験とは関係がない「習い事」としての側面が強かったプログラミング教育が、共通テストへの「情報」の採用により受験系教育へと変化し、学習塾・予備校業界においても導入されることで、2030年までに1,000億円を超える市場へと急成長する可能性があるとしている。

詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004452.000000136.html

GMOメディア プレスリリースより