プロ経営者を育成・輩出し、後継者不足の課題を解決する

現状では人材会社や国の機関等が、経営人材と中小企業のマッチングを担っているものの、あまり機能していないのが実態だ。プロ経営者を育成し、ファンドを活用して中小企業とのマッチングを進める日本プロ経営者協会の活動について、代表理事の小野俊法氏に話を聞いた。

プロ経営者に求められる
能力・マインドとは?

小野 俊法

小野 俊法

一般社団法人 日本プロ経営者協会 代表理事
マラトンキャピタルパートナーズ株式会社
代表取締役 共同パートナー
1兆円以上を運用する不動産ファンド運用会社にて、1人で約400億円程度の運用を担い独立。その後、延べ16年程のファンドでの投資並びに中小企業投資及び個人の中小企業投資支援経験を経て、マラトンキャピタルパートナーズ株式会社を設立、中小企業の事業承継並びに成長に係る投資を行う。中小企業の投資を過去40件以上実行した経験を有し、個人の現場におけるバイアウト投資としては日本で有数の経験を誇る。2019年、一般社団法人日本プロ経営者協会を設立。

── 中小企業の「プロ経営者」の人材要件、求められる能力・マインドについてどのように見ていますか。

日本プロ経営者協会では中小企業を対象にして、プロ経営者の育成や、ファンドを活用してプロ経営者とオーナー企業をマッチングする事業を行っています。

(※全文:2121文字 画像:あり)

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