後継者の成長を支える「越境経験」 社外に広がる「知の探索」の機会
これまで後継者教育は、主に社内での人材育成を中心に考えられてきた。しかし、静岡県立大学・落合康裕教授は、社内での学びだけでなく、「地域」やビジネススクール等を含めた「広域」での学びも重要になると語る。落合教授に、あるべき後継者教育の在り方について話を聞いた。
後継者教育の3層モデル
社外に広がる「知の探索」の機会
落合 康裕
── 落合先生は事業承継に関する研究をされています。後継者を育成するためには、どのような学びや経験が重要になると見ていますか。
私は後継者教育について、「自社型」「地域型」「広域型」という3層モデルで整理できると考えています(図参照)。
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