大分合同新聞社の人材戦略 時代の変化に対応し、新事業開発を加速
大分合同新聞社は今年、創刊137年を迎えた長い歴史を誇る企業であり、大分県唯一の県紙を発行。「大分県を豊かに」を社是として、大分の情報・文化の担い手となる総合情報メディアを追求している。同社の人材戦略や地域貢献について、取締役の伊達英寿氏に話を聞いた。
社員の働き方を変える、
意識を変える「カエル会議」
伊達 英寿
──大分合同新聞社は、戦略の方向性や目指す姿をどのように描かれていますか。
昨今、新聞業界は部数の減少に見舞われるなど、逆境にあります。弊社社長の長野景一は2016年に就任して以来、「変わらないために、変わろう」と繰り返し社員に訴えてきました。世の中が複雑化し不安定になっている中で、今まで培ってきた私たちのブランドや信頼感・存在感を守りながら、一方で新たな価値観や思考を取り入れ、新しい会社へと脱皮しなければ成長はないと考えています。
現在、2年程前に策定した新たな経営計画の下、…
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