APUが「第2の開学」で次なるチャレンジ 新たな社会人教育を展開へ

今年4月に「第2の開学」を迎えた立命館アジア太平洋大学(APU)は、開学以来初の新学部「サステイナビリティ観光学部」を開設するなど、新たな挑戦を始めている。APUの教学改革と地域連携の取組み、今後へのビジョンについて、副学長の米山裕氏に話を聞いた。

サステイナビリティ観光学部で
世界の持続的な発展に寄与

米山 裕

米山 裕

立命館アジア太平洋大学(APU) 副学長
1991年カリフォルニア大学大学院ロサンゼルス校歴史学研究科退学。筑波大学にて文学修士(史学)取得。専門はアメリカ史・日系移民史。立命館大学文学部教授等を経て、2020年立命館アジア太平洋大学に着任、現職。

──立命館アジア太平洋大学(APU)は世界大学ランキング等でも上位に位置するなど、数々の実績をあげています。

APUは、英国の高等教育専門誌Times Higher Education(THE)による「日本大学ランキング2023」において、「国際性」について2年連続で全国1位になりました。APUは学生の約半数が海外からの留学生であり、100ヵ国・地域以上の学生が学ぶとともに、外国籍の教員が数多く在籍し、圧倒的な多国籍環境を実現しています。

APUは「自由・平和・ヒューマニティ」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」を基本理念として、2000年に開学しました。これまでに数多くのグローバル人材を輩出してきましたが、…

(※全文:2088文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。