APU発ベンチャー 「メタバース留学」でグローバル人材の育成を支援
立命館アジア太平洋大学(APU)の「起業部」から生まれたベンチャー、Growbuddyは、英語を「習う」のではなく「慣れる」ことを重視した教育プログラムを開発。また、メタバースに「留学」し、eスポーツを楽しみながら、実践的な英語力を身に付けるサービスも展開している。
習うよりも慣れる、
新たなプログラムを開発
伊藤 愛留
今本 昌浩
グローバル人材の育成を支援するGrowbuddyは、立命館アジア太平洋大学(APU)発のベンチャーだ。APUは学生の約半数が海外からの留学生であり、100ヵ国・地域以上の学生が学ぶ。Growbuddyはそうした多国籍環境を活かして、新たなサービスの創出を目指している。
Growbuddy共同代表の伊藤愛瑠氏と今本昌浩氏は、「APU起業部」の元学生とメンターという関係だ。伊藤氏がAPU在学中の2021年、起業部でGrowbuddy運営チームが発足した。新たなグローバル人材育成プログラムを立ち上げた背景には、既存の英語教育の課題を補うサービスを、自分たちの手でつくり出したいという思いがある。
日本では、幼児期から英会話スクールに通う子どもたちも多い。そして、小学校から高校まで何十時間、何百時間もの英語の授業を受ける。しかし多くの場合、…
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