15歳未満は過去最低の1417万人、65歳以上は過去最高の3623万人

総務省統計局は4月12日、2023年10月1日現在の人口推計を発表した。

総人口は1億2435万2千人で、前年に比べ59万5千人(0.48%)の減少となった。減少は13年連続。そのうち、日本人人口は1億2119万3千人で、前年に比べ83万7千人(0.69%)減少した。12年連続で減少幅が拡大している。

15歳未満人口は1417万3千人。前年から32万9千人減少した。割合は11.4%で、前年から0.2ポイント低下。いずれも過去最低を更新した。

15~64歳人口は7395万2千人。前年から25万6千人減少した。割合は59.5%。過去最低であった前年から0.1ポイント上昇した。

65歳以上人口は3622万7千人。前年から9千人減少したものの、割合は0.1ポイント上昇し、過去最高の29.1%となった。

75歳以上人口は2007万8千人。前年から71万3千人増加した。2000万人を上回るのは初めて。割合も16.1%で過去最高となった。

都道府県別では、人口増加が起きているのは東京都のみ(増加率0.34%)。残りの46道府県で人口減少が起きている。そのうち38道府県で、人口減少率が前年から拡大した。

15歳未満人口の割合が75歳以上人口の割合を上回っているのは沖縄県のみだった。

詳細は以下から見ることができる。

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2023np/index.html

 

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