小学校教育に関する調査、「学力別クラス分け」を求める親は半数以上

e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所は、小学校教育と中学受験に関する意識調査を実施した(全国の子どもを持つ親435人が対象、紙回答による調査)。

その結果、中学受験によって発生する子どもの学力差を感じる親は多いものの、学校での受験学習の必要性については賛否が分かれた。また、学力別のクラス分けを求める傾向があることが伺え、「算数」「英語」については特にその必要性を感じていることが示された。さらに、家庭での中学受験学習の必要性を感じる親が半数おり、学習方法として「PC・タブレット」への期待が高まっていることがわかった。

今回の調査によると、8割以上の親が中学受験を「する」子どもと「しない」子どもの間の学力差を感じている。さらに、約半数が小学校での中学受験学習を求めている。また、受験を目的としていなくても、基礎に留まらない発展的な学習について、学校でも扱うことを求める声があった。

「学力別のクラス分け」を求める親は半数以上にのぼった。特に求められている教科は、1位が「算数」、2位が「英語」でそれぞれ4割以上。苦手意識を持たれやすい「算数」やグローバル化に伴い必修化された「英語」は、それぞれの子どもの習熟度に合わせて的確に伸ばすべきと考えられていることが示された。

受験しない場合でも、家庭で中学受験関連の学習が必要だと考える親は約半数にのぼった。約9割の親が「PC・タブレット」を活用し、家庭でも発展的学習ができることに期待。気軽なデジタルツールを活用することで、学校や塾だけでなく、家庭でも発展的な学習ができる点に期待が高まっていると考えられる。

22.11.17news3

株式会社イー・ラーニング研究所・プレスリリースより