多摩大学経営情報学部、ジョブ型人材育成コース新設

多摩大学経営情報学部は2022年度より、学部新卒の採用時から高い専門技能を持つ即戦力となる人材を育成する「ジョブ型人材育成コース」を新設する。 

職務定義書に基づき当該職務遂行能力を持つ人材を雇用するジョブ型雇用が広がりつつある中、大学生が専門性や実務性の高い内容の学習機会を持つことに加えて、在学中にインターンシップや実務研修の形で仕事に近い経験を積むことや、専門的なアクティブ・ラーニングを受ける機会を持つことが望まれる。同大学では、学部新卒時からジョブ型雇用のもとでスペシャリストとして活躍することのできる人材を、学部在籍期間で育成する「ジョブ型人材育成コース」を新設する。

データサイエンス、統計、マーケティング、心理、行動経済、デザイン思考、業界分析等を専門的に学ぶ「先端的マーケティング心理コース」では、データ分析部門のデータサイエンティストや社会調査士、マーケティング部門のデータマーケターやWEBマーケターとして活躍することを見込む。経営戦略ゲーム、シミュレーション、コミュニケーション、財務・会計、デザイン経営、組織運営、企業家精神等を専門的に学ぶ「実践的ビジネスエンジニアリングコース」は、グローバルもしくは地域密着で活躍するビジネスパーソンとして即戦力となることや、経営企画や広報等のスタッフ部門のスペシャリスト、自ら起業するベンチャー経営者などとして活躍することを見込んでいる。 

学長直轄のゼミに所属して直接の指導を受け、俯瞰的に社会を捉える全体知を習得できる。募集定員は各コース20名程度を予定している。

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