カーボン・ニュートラル達成に貢献する大学等コアリション 立ち上げ

カーボン・ニュートラル達成に向けた大学等の貢献に係る学長等サミットが、3月23日にオンラインで開催された。「カーボン・ニュートラル達成に貢献する大学等コアリション(以下、大学等コアリション)」の立ち上げに向けて、参加予定大学の学長等が、大学等の貢献の在り方やコアリションの基本的方向性などについて議論を行った。

大学等コアリションは、2050年カーボン・ニュートラルの達成に向けて、大学が国・自治体・企業・国内外の大学等との連携強化を通じ、国・地域の取り組みに資する研究開発や社会実装の推進、地域やキャンパスのゼロカーボン化などに係る機能や発信力を高めるための大学等間ネットワーク。カーボン・ニュートラル実現において大学等は、各地域の「知の拠点」として、地域の脱炭素化を促し、その地域モデルを世界に展開する役割が重要視されている。

大学等コアリションには、3月時点で120大学等(国立:52、公立:12、私立:48、研究機関:7)が参加意向を示している。学校法人先端教育機構の事業構想大学院大学も参加予定。4月に準備委員会を立上げ後、2021年夏頃に設立総会を開催する予定となっている。

21.3.24news1