全国の学生約2000人にオンライン就活における意識調査

NPO法人エンカレッジと電通若者研究部は共同で2021年6月、全国47都道府県の大学生・大学院生約2,000人を対象に「オンライン就職活動に対する意識調査」を実施、その結果を一部、発表した。

オンラインでの就職活動で足りない情報は、1位「裏話など企業説明会などで聞けないことを聞く機会」(47.0%)、2位「企業の社員に話を聞く機会」(38.2%)、3位「自分が知らない企業と出会う機会」(25.9%)という調査結果になった。学生と企業が直接会話できる機会が減少したことで、踏み込んだ会話ができなくなっている現状が明らかになった。

就職活動の開始時期に関しては、1位「大学3年生」(82.3%)、2位「大学1〜2年生」(10.0%)、3位「大学院1年生」(6.5%)という調査結果になった。現在、一般的には経済界が主導するルール(卒業前年3月に広報解禁、4月に選考解禁)に則って就職活動が始められる。しかし、都市部や地方関係なく約1割の学生が大学1〜2年生の間に就職活動を開始していることが明らかになった。

21.8.31news3

キャリア教育支援NPO法人エンカレッジ・プレスリリースより