「週1副社長」プロジェクトを推進、都市部のビジネス人材誘致で成果
都市部のビジネス人材が副業・兼業として、地域企業の経営支援に携わる「週1副社長」プロジェクトにより、人口最少県の鳥取に年間3000名もの応募が殺到。プロジェクト成功の立役者である松井太郎氏は今、ビジネススクールで学び、自身の知見を深めている。
人口最少県の鳥取に
都市部のビジネス人材が殺到
松井 太郎
鳥取県では、都市部のビジネス人材をいわば「週1副社長」として招き、県内の中小企業の経営支援に副業・兼業で参画してもらう取組みが2019年度から始まっている。「週1副社長」プロジェクトによって、人口最少県の鳥取に年間3000名もの応募が殺到するなど、地方と都市部を“はたらく”で結ぶ 「地方副業」において5年連続で全国No.1の実績をあげている。プロジェクト成功の立役者が一般社団法人とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点の代表理事、松井太郎氏だ。
松井氏はソフトバンクを経て2016年、鳥取県のプロ人材拠点の戦略マネージャーに就任した。当初は、移住就職によるビジネス人材誘致を中心に行っていたが、県内企業を訪問する中で、いくつか疑問が湧いてきたという。
「経営課題を解決したいと望む県内企業は多いものの、…
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