人口減少時代の教育に必要な、多様な主体間の連携を先取り
47都道府県中最も人口が少ない鳥取県。人口減少と学校の小規模化に直面しつつも、教育の充実に向けて、異なるステークホルダー同士の連携を通じ、先進的な試みが行われている。
鳥取県が直面する
人口減少と学校の小規模化
川口 有美子
鳥取県が最も人口の少ない都道府県であることはよく知られている。それでも県外の方に具体的な人数を示すと驚かれる。2023年4月1日現在、鳥取県の推計人口は53万9,190人だ。それが判明した際、県内では「戦後初めて54万人割れ」と衝撃をもって報じられた。県人口が政令市規定(人口50万以上)ギリギリのサイズだ。ちなみに鳥取県と同じ本州の日本海側にあり、政令市である新潟市の人口は約76万人である。
(※全文:2855文字 画像:あり)
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