愛知大学×伊藤手帳、大学4年間の自分を描く日記制作プロジェクト

手帳製造・OEMを手がけて68年の伊藤手帳株式会社(名古屋市)は、愛知大学キャリア支援センターの低学年次キャリアデザインプログラム~CAREER FIELD~と連携し、大学4年間の自分を描く日記制作プロジェクトを開始する。「大学4年間の自分を描く日記の開発」「日記の仕様設計」「販売戦略案の企画」「開発製品の発表会」など、学生と伊藤手帳の社員がコミュニケーションを取りながらプロジェクトを完遂させることが目標だ。

日記をプロジェクトテーマとした背景には、令和4年(2022年) 3月に発表された独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度 学生生活調査結果」によると、大学1年生の不安や悩みの比較において大学1年生は「卒業後にやりたいことがみつからない」「学内の友人関係の悩みがある」と回答した割合が他学年より多い傾向にある事がわかった。このような背景から、進路や友人関係の悩みを前向きに捉えるツールとして「日記」が適しているのではないかと判断し、プロジェクトテーマとした。

今回のプロジェクトでは、大学生が前向きな気持ちで「今日の出来事を振り返る」「将来に対する夢を描く」ことができる日記の企画を考えてもらえるよう、伊藤手帳の社員と愛知大学キャリア支援センターの担当者がサポートしていく。キックオフにあたる初回プログラムは10月6日に実施。プロジェクトに参加する大学生が伊藤手帳工場を見学し、日記や手帳、ノートがどのような工程で作られているか学ぶ。

22.9.29news3

伊藤手帳株式会社・プレスリリースより