自然体とチャレンジを大切に、主体的な学びへ導く4つの取り組み

宮崎県をはじめ、福岡県、東京都で5つの保育園を運営している協愛福祉会。子どもの主体性を重視し、独自に掲げる「4つの柱」を軸に保育活動を行なっている。統括園長の横山和明氏に、質の高い保育を実現するための取り組みについて聞いた。

「自然体」と「挑戦」を掲げた、新たな理念

横山和明

横山和明

社会福祉法人協愛福祉会 常務理事・統括園長
社会福祉法人協愛福祉会ひなたの風保育園 園長
宮崎県宮崎市出身。大学卒業後、2003年に社会福祉法人協愛福祉会ひがし保育園へ入社。2011年、31歳の若さで同園の園長就任。2016年に同法人風光るゆめの森園長、2018年に同法人中央ヴィラこども園園長を経て、2019年より現職。2019年、公益社団法人全国私立保育園連盟青年会議会長に就任。

宮崎県で「ひがし保育園」「中央ヴィラこども園」「風光るゆめの森」の3つの保育園、福岡県で「ひなたの風保育園」を運営する協愛福祉会。この4月には、5つ目の保育園となる「ひなたの森保育園」が東京都世田谷区に開園した。設立から43年ほどになる協愛福祉会だが、9年ほど前に新たな保育理念を掲げたという。それが「Happy+Natural Happy+Challenge」だ。

統括園長の横山和明氏は、「それまでも保育理念はありましたが、文言が難しく、職員も覚えていない人の方が多いくらいでした。皆で同じ方向を向いて仕事をしていくためには…

(※全文:2655文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。