自然とデジタル、有機と無機を日々行き来する「クリエイティブ教育」

「保育園は小さな子どもの育つ場所だが、幼稚な場所にする必要はない」との考えのもと、「オトナな保育園」をコンセプトにしたユニークな保育を実践している、茶々保育園グループ。子どもたちの主体性を重視して行われる、「クリエイティブ教育」の中身とは。

「子ども観」を明確にし、目指す保育を定義

迫田 健太郎

迫田 健太郎

社会福祉法人あすみ福祉会
茶々保育園グループ 理事長
立教大学経済学部経済学科卒業。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、2003年3月社会福祉法人あすみ福祉会に入職し、常務理事に就任。2013年4月、同理事長に就任。2018年2月、日本子育て学会理事に就任。

「オトナな保育園」をコンセプトに革新的な保育・教育を実践する、茶々保育園グループ。約40年前に最初の保育園を埼玉県入間市に開設し、現在15の保育園を運営している。

「茶々保育園グループの最も大きな特徴は、子どもはどういう存在かという『子ども観』をしっかりと定義していること」と語る迫田理事長。

「環境が整っていれば、根底にある『子ども観』が多少ブレていても保育はできます。しかし、私はそれが嫌でした。根本の『子ども観』を明確にした上で…

(※全文:2055文字 画像:あり)

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