学習共同体を構築し、主体的・対話的で深い学びを
学習内容を深く理解し、生涯にわたってアクティブに学び続ける「アクティブ・ラーナー」を育てるために、アクティブ・ラーニングが有用とされているが、果たして本当にそうだろうか? 日本アクティブ・ラーニング学会会長に聞いた。
アクティブ・ラーニングにまつわる誤解

米田 謙三
関西学院千里国際中高等部 教諭、
日本アクティブ・ラーニング学会 会長
社会科・総合探究科の科目を担当し、進路指導部主任・高1学年主任を務める。文部科学省 教科 情報 高校学習指導要領、経済産業省 未来の教室 STEAM ワーキンググループ委員、内閣府他共催 高校生 ICT カンファレンス実行委員長などを兼任。
「『アクティブ・ラーニング』という言葉に誤解が生じているのではないか」と語るのは、日本アクティブ・ラーニング学会の会長で、関西学院千里国際中高等部の教員でもある米田謙三氏。重要なのはあくまでも「アクティブ・ラーナーを育てること」であり、アクティブ・ラーニングがすべてではない、という前提で授業をしているという。アクティブ・ラーナーを育てる方法の一つにアクティブ・ラーニングがあるにすぎず、知識・技能、思考・表現・判断、学びに向かう力・人間性は、どれも必要な要素だ…
(※全文:1977文字 画像:あり)
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