「Ruby」プログラミング教育で先行 地元の誇りを醸成、IT人材輩出へ
プログラミング言語「Ruby」発祥の地・松江市では、小中学校で Ruby を使った授業が行われるなど、教育においても Ruby を核にした取組みが進む。地域のエンジニアが教材の開発や教員研修に協力するなど、産学の Ruby コミュニティに支えられ、人材育成が進められている。
Ruby でプログラミング教育、教師への支援にも力を注ぐ
曽田 周平
松江市役所 産業経済部
Ruby(ルビー)は松江市在住のソフトウェア技術者、まつもとゆきひろ氏が開発した初心者にも扱いやすいシンプルなプログラミング言語だ。松江市は Ruby を核とした産業振興策「Ruby City MATSUE プロジェクト」を進めており、それは教育分野にも及んでいる。
プログラミング教育は、2020年度から全国の小学校で必修化され、中学校では2012年度から...
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