高校生でも自らの事業をつくり出せる 企業人が高校でIT人材育成

地元である島根県浜田市に Uターンし、IT 企業の経営を担いながら、高校の IT 人材育成や県の事業家育成プログラムに携わる佐々木大輔氏。「今、自分がいる場所でできることをやっているだけ」と語る佐々木氏は、若者に対して、自らの可能性を決めつけず動き出すことが大事だと説く。

地元に Uターンし、母校で人材育成に携わる

佐々木 大輔

佐々木 大輔

株式会社 e-Front 島根支社 支社長
1981年、島根県浜田市生まれ。浜田商業高校卒。都市銀行の貿易システムのプロジェクトマネージャーを経て、島根県に Uターン。株式会社 e-Front にて、旅行業や教育などのソリューション事業に従事。Dramatic CIMANE 合同会社にてコンテンツビジネスのプロデュースを兼務。

2015年の春、島根県浜田市の廃校になった小学校の校舎で開設した e-Front 島根支社。同社は旅行業のシステム開発などを手がける東京に本社を置く IT 企業だが、島根支社では地域の教育や人材育成にも積極的に取り組んでいる。

支社長の佐々木大輔氏は浜田市の出身であり、支社開設に合わせて Uターンした後、母校である浜田商業高校の「IT人材育成事業」や県の若手事業家育成プログラム「アクセるしまね」に携わっている。e-Front 島根支社が教育に力を注ぐ理由について、佐々木氏は「地域への投資」であると説明する…

(※全文:2240文字 画像:あり)

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