Web会議はZoom、遠隔教育はチャレンジタッチが伸長 ICT総研

ICT総研は4月28日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出自粛で、在宅でどのようなITサービスの利用が増加したのかを調査した「巣ごもりITサービス利用動向調査」の結果を公表した。Webアンケートで約4,300人が回答、調査期間は2020年4月17日から4月21日。

自宅での利用が増加したサービスとして「Web会議」を挙げたのは14.2%。具体的なサービスではZoomが利用率11.0%でトップで、SkypeやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどが続く。利用しているサービス満足度は、1位Zoom、2位Google Meet、3位Skypeとなった。一方、今回の事態が収束した後も継続利用したいサービスは、1位Microsoft Teams、2位Zoom、3位Skypeとなった。

遠隔授業・オンライン授業は、回答者の8.1%が自宅での利用が増加したサービスとして回答。ベネッセの「チャレンジタッチ」が2.0%でトップで、ジャストシステムの「スマイルゼミ」とリクルートマーケティングパートナーズの「スタディサプリENGLISH」が同率2位だった。遠隔授業・オンライン授業を利用・選択するにあたって重視するポイントは、1位「使いやすさ・操作性」、2位「月々の料金」、3位「メニュー・種類の豊富さ」となった。

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2020年2月以降に自宅での利用が最も増えたサービス(分野別、ICT総研調査)