大阪府の高校と企業が連携し、産業デザイン教育を実施
日本ペイントホールディングスのグループ会社で、主として汎用塗料の製造・販売を手がける日本ペイントは4月15日、大阪府立今宮工科高等学校グラフィックデザイン系との間で産学連携協定を締結したことを発表した。
大阪府よりPBL(問題解決型学習)導入モデル校に指定されている、今宮工科高等学校グラフィックデザイン系。同校では、生徒自身が各種デザイン分野についての興味関心から選択したテーマを課題設定し、1年間かけて解決に取り組む授業が実施されている。日本ペイントは同校の「外部企画チーム」という位置付けで、2019年6月より協力を開始。課題設定から実施に至るまでの全てのプロセスに参画し、2019年度はプレ活動として、卒業制作である同校食堂リニューアルプロジェクトの実施に協力していた。
今回の協定は、同社との連携・協力を充実・強化することにより、今宮工科高等学校で一層魅力ある産業教育を実現していくことが目的。産学連携の成果物としては、実社会に近い創造活動を通じたパッケージデザインやカタログデザイン、WEB動画デザインなどを想定している。
今工ブルーで塗装された食堂の完成式
産学連携授業の展開イメージ