世界という選択肢を全ての子どもへ 公教育に学びの選択肢を創る
長野県には近年、インターナショナルスクールの設立が相次いでいる。2012年創立のインターナショナルスクールオブ長野(ISN)もその一つ。2歳から受け入れるプリスクールと小・中学部から成り、国際バカロレアの PYP 認定校でもある同校の特徴について、栗林代表に話を聞いた。
日本に住む日本人のための、インターナショナルスクール
栗林 梨恵
少子高齢化が進む中、グローバル人材の育成が国を挙げて進められている。文科省が定める教育指導要領でも重要な柱とされ、海外の大学で認められる入学資格の「国際バカロレア(IB)資格」を取得できる学校が増えていることもその現れだ。中でもカリキュラムの大半を英語で行う保育施設「プリスクール」の人気は高く、国内のプリスクールに通う未就学児は約6万人にのぼる(インターナショナルスクールタイムズ調べ)。
アルプスの山々に囲まれた長野県松本市に所在するインターナショナルスクールオブ長野(ISN)も、プリスクールから発展したインターナショナルスクールだ。松本市内に2キャンパス、長野市内に1キャンパスを持ち…
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