立命館大と国連大、教育研究の高度化に向け協力協定を締結

立命館大学と国際連合大学は3月3日、協力協定を締結した。2029年度までの5年間、互いの教育研究の高度化に向け、学術・文化交流を行う。

国連大は、1973年の国連総会決議にもとづき設立された、国連附属のシンクタンクおよび大学院大学。東京都渋谷区に本部を置く。国連の目標達成に貢献すべく、平和構築、持続可能な開発、貧困削減などの分野における教育研究を行っている。

両大学は今後、国際関係およびSDGs分野において、ワークショップやプログラムを共同で実施。地球規模の諸課題の解決に向け、互いの教育研究の深化を図る。

チリツィ・マルワラ国連大学長は「世界にポジティブな影響を与え、世界を変革させるための知識を生み出すことが国連大の優先課題だが、この目標は国連大のみでは達成できず、パートナーが必要。立命館大をそのパートナーとできることを嬉しく思う」、仲谷善雄・立命館大学長は「国連大と本学、それぞれの強みを生かし、SDGsや平和構築など世界共通の課題解決に向け、共同研究や人材育成を推進していきたい」と語った。

締結式の様子。左より、仲谷善雄・立命館大学長、チリツィ・マルワラ国連大学長。国連大プレスリリースより