発達特性のある子ども専門のスポーツ教室、誰もが自分を好きになれる機会を
日本凸凹支援スポーツ協会は、発達特性のある子ども専門のスポーツ教室を開催。「ジャッジをしない個育て」を実践し、子どもたちが自分自身を好きになることを支援する。代表を務める山本雅史氏の夢は、「発達障がいの子どもたちだけのスポーツ大会」を開催することだ。
発達特性のある子ども専門の
スポーツ教室を開催
山本 雅史
日本凸凹(デコボコ)支援スポーツ協会は埼玉県を拠点に、発達障がいやADHD、自閉症スペクトラム、軽度知的障がい、指定難病等の子どもたち専門のスポーツ教室を開催している。代表理事の山本雅史氏は約20年間のサッカー指導経験があり、3万人以上の子どもたちと触れ合ってきた。そうした中で発達特性のある子どもたちが、安心して身体を動かせる習い事がないことに問題意識を抱いていた。
「自分がコーチをしていたサッカー教室で、どうにかして発達特性のある子どもたちを受け入れたいと20代の頃から考えていました。でも、そうすることに疑問を持つ保護者もいました」
例えば、多動性や衝動性の子どもに対してはマンツーマンに近いサポートが必要となる。しかし、それを目にした他の保護者から「同じ月謝を払っているのに、…
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