数字で見る埼玉県の教育 県の教育費割合は全国上位、スポーツも活発

首都圏を構成し、人口・人口密度ともにトップクラスの埼玉県。「豊かな学びで 未来を拓く埼玉教育」を基本理念に、県民の誰もが参画し得る生涯を通じた多様で豊かな学びの機会を提供し、働く意欲のある誰もが職業能力を高め、県産業の活力向上につながる施策に取り組んでいる。

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出典:政府統計の総合窓口ホームページ、文部科学省「令和3年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(概要)(令和4年3月1日現在)〔確定値〕」、株式会社ブランド総合研究所「地域ブランド調査2022」

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●基本データ

埼玉県の総人口は1960年代から1990年にかけて急増し、その後は緩やかながら増加が続いた。2020年に約734.7万人でピークを迎え、2040年には700万人を割ると推定される。小学校数は前年度より6校減少、学級数は196増加、児童数は3,210人減少している。

基本データ

出典:埼玉県ホームページ

●全国学力・学習状況調査(教科調査)の平均正答率

2022年度全国学力・学習状況調査から正答数分布を見ると、さいたま市はすべてにおいて全国平均を上回り、特に中学校の数学で強みを見せる。埼玉県全体では、中学校の理科のみ、ごくわずかに全国平均を下回るものの、その他では平均を上回る。

全国学力・学習状況調査(教科調査)の平均正答率

出典:埼玉県・さいたま市ホームページ

●教育の情報化の実態(2020年3月確定値)

教育の情報化の実態(2020年3月確定値)

※「全学校種」とは、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校のことをいう。
※「大型提示装置」とは、プロジェクタ、デジタルテレビ、電子黒板のことをいう。

出典:文部科学省

●産業と人材育成

清流・高麗川の蛇行によってつくられた日高市の巾着田。秋には曼珠沙華が咲き誇る。

清流・高麗川の蛇行によってつくられた日高市の巾着田。秋には曼珠沙華が咲き誇る。

「第11次埼玉県職業能力開発計画」において県は、人生100年時代の到来による職業人生の長期化を見据え、産業界のニーズに対応できる人材育成、多様な人材が活躍できるスキルアップ・キャリア形成支援、職業訓練の充実強化を柱に、県産業を支える人材育成施策を着実に推進するとしている。

埼玉県内の主な産業系人材育成機関

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