観光業を担うリーダー人材の育成へ 「標準カリキュラム」の確立を
観光人材の育成は長年にわたり、体系化されたカリキュラムではなく、属人的な側面も強い教育が行われてきた。自身でも観光人材の育成に携わる北陸先端科学技術大学院大学・敷田麻実教授に、観光分野におけるリカレント教育の課題、必要とされる取組みについて話を聞いた。
観光分野ではカリキュラムの
体系化・標準化が大きな課題
敷田 麻実
── 観光分野におけるリカレント教育の課題について、どのように見ていますか。
観光分野のリカレント教育の特徴として、実務家や実践者が教員を務めることも多いのですが、そうした人たちは教えるのが得意とは限らず、教授スキルが不足していることがあります。
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