地域の医療課題をAIで解決すべく 幅広く医療AIの学習機会を提供
東北大学を主幹に北海道大学と岡山大学が連携し、2020年10月にスタートした「Clinical AI」。医療業界における最先端AI研究開発人材を育成する人材育成教育拠点として、独自の教育プログラムを提供する。東北大学病院AI Labの園部真也氏にプログラムの特徴などを聞いた。
地方中核都市の3大学が連携して
医療AI人材育成拠点を設立
園部 真也
高齢化社会の進展、医療費の増大、医療従事者の不足と偏在。山積みの医療課題に立ち向かうべく、東北大学、北海道大学、岡山大学が持てる力を結集し立ち上げたのがGlobal×Localな医療課題解決を目指した医療AI人材育成拠点プログラム「Clinical AI」だ。
主幹である東北大学の大学病院ではもともと、“Comfortable for ALL”をスローガンとしたスマートホスピタル構想のもと「AI Lab」が2019年に発足していた。
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