英語とプログラミングに高いニーズ 「自宅学習意識調査アンケート」
イー・ラーニング研究所は4月13日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて子どもを持つ親を対象に実施した「自宅学習に関する意識調査アンケート」の結果を公表した。調査期間は2020年3月18日~4月3日、全国の20代~50代の子どものいる親計111人が調査対象。
「子どもの自宅学習にてデジタルを活用していますか」という問いには70%が「はい」と回答。自宅学習のツール(複数回答)は「学校の教科書や問題集」が60人と最も多かったが、タブレット通信教材(27人)やオンライン学習(23人)、スマートフォンアプリ(28人)などのデジタルの活用も着実に広がっている。
自宅学習で学ばせたい科目(複数回答)では「英語」が93人と最も多く、次点は「プログラミング」の64人。教育改革で新たに加わる科目への保護者の関心の高さが伺える。
「子どもの学習における不安」(複数回答)としては「自主的に取り組めるか」(79人)が最多で、次いで「継続できるか」(71人)という回答も多く、自宅学習の学習管理・継続性維持への不安が多いことがわかる。
「自宅学習においてどのような学習機能を求めていますか」(複数回答)という設問には、「授業配信などの動画機能」(74人)が最も多く、「チャットなどのコミュニケーション機能」(55人)、「学習進捗などの管理機能」(48人)が続いた。
調査結果サマリー(イー・ラーニング研究所)